ECサイト運営者がおすすめするRalphaの使い方3選を紹介

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考えるエイ

Ralphaの使い方がよくわからないんだけど、どうすればいいの?

こんな悩みを解決します。

この記事でわかること

・Ralphaの基本的な使い方

・Ralphaのおすすめ機能とその使い方を紹介

・複数の機能を同時実行するときの注意点

500商品以上扱うECサイトの運営者でもある僕にとって

Ralpha はなくてはならないアプリの一つです。

なぜそこまでRalpha推しなのか?スゴさ伝えていきます。

確かに初見では設定方法や使い方がわかりにくい…

とは思いますが、なんとなくでもコツをつかんでしまえば、病みつきになる快適さが待っています。

今回は

・リサイズ

・トリミング(アスペクト比)

・余白の追加(アスペクト比)

について、実際に画像を使いながら詳しく説明していきます。

ぜひ参考にしてください。

※作業環境はWindows10です。

テンパるエイ

そもそもRalphaってどんなことができるの?どこで手に入れるの?

という人は、まずはこちらの記事を参考にしてください。

目次

Ralphaの基本的な使い方

まずはRalphaの基本的な使い方を紹介します。

手っ取り早くお伝えするためにしたの画像をご覧ください。

Ralphaを開くとこのような画面が表示されます。

まずは右側の赤枠を説明します。

赤枠に囲まれているのが基本的な機能(全11種)です。

チェック入れた機能が実行されます。

2個以上チェックを入れると上にある機能から順番に実行されていきますので

順番、チェックの入れ忘れや消し忘れには注意してください。

複数の機能を実行するときの注意点は後述します。

また、機能の右側にある歯車をクリックすると詳細設定が開きます。

次に上部にあるオレンジ色の矢印

ドロップ – 1

これはモード選択です。

先ほど紹介した赤枠の機能を使う時は「Normal」なので基本的に触る必要はありません。

他に使うとすれば画像連結(コラージュ)ぐらいです。

最後のピンクと紫の枠について

ドロップ – 1

ピンク枠は赤枠などの機能を実行させるときに使います。

なごむエイ

どんな感じになるのかな?

と確認するためのプレビューも可能です。

紫枠は「リサイズ」の説明するときに詳しく説明します。

①モードをNormalに設定

②実行させたい機能にチェックをいれて

③実行する

と思ってもらえれば大丈夫です。

Ralphaのおすすめ機能3選とその使い方を紹介

Ralphaで使える機能の内

・リサイズ

・トリミング

・余白の追加

は使用頻度№1~3です。

正式名称「Ralpha Image Resizer」なだけあってリサイズにはめちゃくちゃお世話になっています。

どんなに大きな画像を作っても、どれだけたくさんの写真をとっても

Ralphaでリサイズすれば一括で均一なサイズに一瞬できます。

えい

あとからまとめてラルっちゃえばいいからとりあえず適当にデカいサイズで作っちゃえ!

という感じです。

トリミングや余白の追加は主にECサイトにアップロードする画像加工のときに使います。

ではそれぞれ説明していきますね。

リサイズ

・画像をメールでやりとりする

・webサイトにアップロードする

・データベースに添付する

などの人にとって画像のリサイズは必要不可欠です。

理由はこんな感じです。

・〇MBもする画像がいくつもメールで届いたら迷惑
そもそも弾かれてしまう(メール受信拒否される)可能性もあります。

・サイズの大きい画像ばかりアップロードしているとサイトが重くなる
重たいサイトはユーザーの離脱につながります。

・エクセルやその他データベースが重くなる
「重くて使いにくくなるからやめて欲しい」というのが本音

大量の画像を扱う場合、一個ずつ変更するのはとても面倒大変ですが、Ralphaを使えばまとめてリサイズできます。

えい

約1,400枚(860MB)程度なら体感20秒ぐらいでリサイズできたよ

リサイズの方法はとても簡単です。

リサイズしたい画像をすべてドロップする

①リサイズにチェックを入れて

②大きさの基準を選択

③処理後のサイズを入力

④最後に実行ボタンをクリック

大きさの基準は「長辺基準px」がおすすめ

理由は

・リサイズ後のイメージがつきやすい→パーセントの設定はイメージがつきにくい

・元画像のサイズがバラバラでも均一化できる→パーセントの設定はリサイズ後のサイズもバラバラ

・画像が大きすぎた場合、再修正可能→短辺基準だと思った以上に小さくなる可能性がある
(一度小さくした画像を再度大きくすると画質が劣化する)

ためです。

上記の設定ですと、長い方の辺がすべて「1024px」にリサイズされます。

アスペクト比で一括トリミング

トリミングはアスペクト比を使います。

考えるエイ

アスペクト比ってなんだ?

という人もいるかもしれませんので簡単に説明します。

アスペクト比でトリミングとは?

アスペクト比は長辺と短辺の比率のことです。

ECサイトなどのサムネイル画像では1:1の比率、要は正方形がベターになります。

アスペクト比を1:1に設定してトリミングすると

画像の短編と同じ長さで長辺を切り取ります。

多くの写真は、メインになる被写体が真ん中にあると思うので

・縦長であろうと横長であろうと

・画像サイズが大きかろうと小さかろうと

同じようにトリミングできるのがアスペクト比のメリットになります。

なので、画像によって切り取り範囲や大きさを変更することなく、Ralphaに突っ込むだけでOKということです。

被写体をあえて中心からずらしている画像は、一緒に処理はできませんけどね

アスペクト比の設定方法

では設定方法を紹介します。

トリミングの歯車(ギザギザマーク)をクリックすると以下の画面が表示されます。

開いたウィンドウの各項目を設定していきます。

範囲指定方法→アスペクト比

分岐条件→どれでもよい(1:1の中心トリミングのため)

空欄→1:1,50,50

となるようにしてください。

設定はこれだけでOKです。

縦長、横長どんな画像でも中心で正方形になるようにトリミングできます。

設定の理解を深めてもらうために別の画像を例に分岐条件について説明します。

えい

数学が苦手の人だと「うわぁ~」となるかもしれませんが、なるべくわかりやすく説明しますので安心してください。

分岐条件の「W>H or W<=H」というのは「横長画像 or 縦長の画像&正方形の画像

width(幅)がheight(高さ)より長い=W>H=横長の画像

width(幅)がheight(高さ)よりも短い。もしくは同じ=W<=H=縦長の画像もしくは正方形の画像

という意味です。

なので、今回の設定では

W>H(横長の画像)の時は「2:1,50,50」でトリミング

W<=H(縦長or正方形の画像)の時は「1:1,50,50」でトリミング

されます。

「2:1,50,50」は2:1に切り取って中心に合わせる

「1:1,50,50」は1:1に切り取って中心に合わせる

結論こうなります。

改めて同じ画像を表示しますが

この画像は横長です。

なので今回は

W>H(横長の画像)の時は「2:1,50,50」の設定でトリミング

上記の条件が適用されます。

この場合、2:1の「2」になるのは長辺です。

なので長辺の半分の長さで短編を切り取ります。

ちなみに縦長の画像にした場合は

W<=H(縦長or正方形の画像)の時は「1:1,50,50」の設定でトリミング

が適用されるので下記の画像のようにトリミングされます。

ちなみに「50,50」の部分は位置を表しています。

中心よりずらしたいときは0~100の範囲で変更可能です。

端をトリミングしたいときは0or100にしてください。

余白の追加

余白の追加はアスペクト比でのトリミングで失敗した画像などの一部で使います。

余白の追加を使うタイミング

キャンパスサイズいっぱいに被写体が写っている画像は、正方形のトリミングができません。

なぜかというと、正方形にしたときに被写体が切れるからです。

こんな感じ(水色の部分はキャンパス外です。)

なので、トリミングではなく余白を追加して正方形にします。

背景が有色(風景が入っている)の場合は色ブレする可能性もあるので、背景を白抜きしている画像のみに使った方がよいでしょう。

背景を白抜き・透過する方法はこちら

余白の追加の設定方法

では設定方法を紹介します。

余白の追加もトリミングと考え方は同じです。

アスペクト比を使います。

余白サイズの項目を上から順に

・アスペクト比

・分岐条件→どれでもよい

・空欄→1:1,50,50

にしてください。

これで長辺を1として、短辺も1になるように余白を追加できます。

↑の画像は分かりやすくするために、追加したキャンパスを黒色にしています。

あとは実行ボタンをクリックするだけです。

・縦長の画像は左右に

・横長の画像は上下に

余白が追加されます。

もちろんどんな画像でもまとめてできますよ。

複数の機能を同時実行するときの注意点

最初にちらっとお伝えしましたが、チェックを入れた機能は同時に実行できます。

ただし、実行したい機能をとりあえずチェックを入れておけば良いわけではありません。

チェックを入れた機能は上から順番に実行されるので、順番を間違えると思ってたんのと違う画像になります。

テンパるエイ

あれって順番変えられるんか!

順番を変える方法は、項目をクリックしたまま動かすと場所が入れ替わります。

ドロップ – 1

今回はトリミングとリサイズを同時実行した場合を例に説明します。

完成後のサイズを気にするなら「リサイズ」を下にする

基本的には「リサイズ」はチェックの入れた機能の中で一番下にすることをおすすめします。

理由は、完成後のサイズが狙った大きさになるからです。

アスペクト比でトリミングしたときのメリットは

・縦長であろうと横長であろうと

・画像サイズが大きかろうと小さかろうと

同じようにトリミングできる

でしたよね。

しかし、同じ正方形の画像に見えても元画像の短辺の長さによって正方形の大きさは違います。

1000×1000pxの画像もあれば2000×2000pxの画像もあるでしょう。

リサイズをトリミング後にすることで、

そんなサイズがバラバラな正方形たちをまとめてリサイズすることで均等な正方形の画像に変えられます。

考えるエイ

別に先にリサイズしても結果が変わる気がしないんだけど

では順番を変えるかどうなるのか見ていきましょう。

「リサイズ」のあとに「トリミング」した場合

先ほどの画像を例に

1200×800pxの画像を長辺600pxでリサイズしたあとにトリミングした場合どうなるのか

説明します。

先に結論を伝えると、400×400pxの正方形が出来上がります。

考えるエイ

リサイズで600pxに指定したのに、それよりも小さくなるの?

理由はこうです。

先にリサイズすると長辺は狙ったサイズになりますが、当然短辺も小さくなります。

アスペクト比1:1のトリミングは短辺を基準とするので600pxよりさらに小さくトリミングされてしまいます。

これを解消するにはリサイズの時に短辺基準にすればOKですが

画像が大きすぎた場合、再修正可能→短辺基準だと思った以上に小さくなる可能性がある
(一度小さくした画像を再度大きくすると画質が劣化する)

という懸念もあるので基本的には長辺基準にして、リサイズを最後にする工程になれた方がいいでしょう。

まとめ~Ralphaを使うとリサイズ・トリミングなどの作業効率が爆上がりする~

今回はRalphaのおすすめ機能を紹介しました。

おすすめ機能は以下の3点です。

・リサイズ

・トリミング

・余白の追加

リサイズは基準とサイズを決めるだけで簡単に出来ます。

1400枚ぐらいでも20秒以内にできるのでどんどん活用していきましょう。

基準は「長辺基準px」がおすすめ

こんな理由があります。

・リサイズ後のイメージがつきやすい→パーセントの設定はイメージがつきにくい

・元画像のサイズがバラバラでも均一化できる→パーセントの設定はリサイズ後のサイズもバラバラ

・画像が大きすぎた場合、再修正可能→短辺基準だと思った以上に小さくなる可能性がある
(一度小さくした画像を再度大きくすると画質が劣化する)

トリミングと余白の追加はアスペクト比がおすすめです。

アスペクト比を使うことで元画像がどんなサイズであろうと同じ結果が得られます。

元画像の大きい小さいによって完成画像に大きさのばらつきはありますが、

リサイズを同時実行しておけば均一性のある画像が一瞬で作れます。

1個ずつ作業すると一日以上かかる作業がRalphaを使うことで数秒で完了します。

大量の画像を使う人にとって神アプリなのは間違いないのでぜひRalphaの機能を堪能してください。

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